健康コラム

〜知ってるようで知らないこと〜
春先の眠気
 
春先の眠気
 冬から春に向かうこの時期、ポカポカ陽気の暖かさからついウトウト・・・このような方、意外と多いのではないでしょうか?
 春先の眠気は、体がまだ気温の変化に対応しきれていないため自律神経のバランスが崩れがちになることで起こるものです。しかし、あまりに眠気が強い場合は病気の可能性も否定できません。


過眠

過眠
 夜間充分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中強い眠気により目を覚ましていられない状態を過眠といいます。
 午後は体内時計のはたらきにより健康な人でも眠気がでてきますが、自分の意思で目覚めていることができます。しかし過眠があると、自分の意思ではどうにもならず居眠りや集中力が低下してしまいます。


過眠を引き起こす代表的な疾患

睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群
 寝ている間に、何度も呼吸が止まったり浅くなったりする病気です。身体が酸欠状態になるため睡眠が中断し、深い睡眠をとれなくなります。そのため日中も眠気を感じ、集中力が低下して事故の原因となることがしばしばあるほか、夜間の酸欠状態が長時間続くことにより高血圧や心筋梗塞・脳梗塞を起こしやすくなるなど、生活習慣病の発症や悪化につながります。
 体形や体の構造上の問題が原因の場合や、脳や神経の異常が原因の場合があります。「痩せているから」「イビキをかかないから」ということで無呼吸症候群ではないと素人判断しないようにしましょう。


ナルコレプシー
ナルコレプシー
 ナルコレプシーは、脳の中で目を覚まし続けるためのタンパク質を作り出す神経細胞が働かなくなるために起こる過眠症です。
 一番の症状は、昼間に耐えられない強烈な眠気が起こり、時と場所に関係なく一日に何回も居眠りを繰り返すことです。この時の“眠気”を本人は予知することができません。本人も病気だとは思っておらず、学校や職場で「怠け者」と誤解されているケースが少なくありません。


睡眠不足症候群
睡眠不足症候群
 慢性的な睡眠不足で昼間に強い眠気が出現することがあり、睡眠不足症候群と呼ばれています。平日の睡眠時間が3〜4時間と短く、休日に睡眠不足を取り戻すため10〜12時間と長くなるのが特徴です。
 睡眠時間を犠牲にして仕事や家事をキッチリこなそうとする方に多いのですが、不思議なことに本人が睡眠不足であることを自覚していないことがほとんどです。



睡眠障害に詳しい医療機関
 日中に強い眠気があり、居眠りなどで学業や仕事に支障がある場合は、睡眠障害に詳しい医療機関を受診し、必要な検査や治療を受けましょう。


次回は《過眠を引き起こす代表的な疾患》の中でも特に注目されている『睡眠時無呼吸症候群』について、もう少し深く掘り下げていきます。


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