健康コラム

〜知ってるようで知らないこと〜
ワクチン接種後の副反応
 
ワクチン接種後の副反応
 日本でも新型コロナワクチンの接種が開始されました。そこで気になるのが、ワクチン接種による“副反応”です。副反応は必ず起こるというものではありませんが、気づかずに放置してしまうと症状の重症化や健康に害を及ぼすことがあります。
 ワクチン接種後の“副反応”についてどのような症状があるのか、あらかじめ知っておきましょう。


そもそも副反応とは?

そもそも副反応とは?
 ワクチンは接種することにより、体内で免疫反応を起こし病原体に対する免疫をつくります。一方、ワクチン接種により免疫をつくる以外の反応や、接種行為自体が原因で生じる有害な反応が起きることがあります。 この反応を“副反応”と呼びます。


接種直後に現れやすい副反応

 接種直後〜当日にみられる副反応には以下のようなものがあります。


接種直後に現れやすい副反応
  • 血管迷走神経反射
  • 接種時の強い痛みや緊張から、立ちくらみや気を失うことがあります。通常は暫く安静にすることで自然と回復します。ワクチン接種のほか、血液検査などの採血時にも血管迷走神経反射を起こす方がいらっしゃいます。

  • アナフィラキシー
  • ワクチンが体内に入った直後〜おおよそ30分以内に起こる、急性のアレルギー症状です。ごく稀に重篤なショック症状(アナフィラキシーショック)を起こすことがあるため、症状の変化を見逃さないようにすることが重要です。


    接種後の数日間に現れやすい副反応

     接種後の数日間に多くみられる副反応には以下のようなものがあります。


    接種後の数日間に現れやすい副反応
  • 接種部位の痛み・腫れ、倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱など


  • アナフィラキシーの主な症状

     アナフィラキシーの主な症状を部位別にみてみましょう。特に皮膚症状はアナフィラキシーの最初に多くみられる症状です。


    アナフィラキシーの主な症状
  • 皮膚症状
  • 皮膚のかゆみ、皮膚が赤くなる、じんま疹、むくみ
  • 消化器症状
  • 吐き気、強い腹痛
  • 粘膜の症状
  • まぶた・唇・舌・口の中が腫れる、鼻づまり、くしゃみ
  • 呼吸器症状
  • 声のかすれ、のどのかゆみ、息苦しさ、喘鳴(ぜいめい)
  • ショック症状
  • 動悸、冷や汗、顔面蒼白、意識混濁、血圧低下、失禁、脱力(ぐったりしている)
    救急車を要請
    「息苦しさ」「喘鳴」「ショック症状」がみられた場合、ただちに救急車を要請してください。


    アナフィラキシーを見逃さない

    アナフィラキシーを見逃さない
     認知症や何らかの障害などで意思の疎通ができないなど、自分で正確に症状を訴えることができない方もいらっしゃいます。周囲の方が注意深く観察するようにしましょう。
     アナフィラキシーでは、最初症状が軽くても急激に状態が悪化することがあります。一定の時間が経過していても何らかの症状があれば、できるだけ早く医療機関を受診してください。
    お問い合わせください
      「持病がある」「何らかのアレルギー疾患がある」「以前アナフィラキシーを起こしたことがある」などの方は、接種前にかかりつけ医にご相談することをおすすめします。
     また、新型コロナワクチン接種の場合、各市町村で接種全般に関する問い合わせ窓口を設けています。気になる方は、お住まいの市町村にお問い合わせください。



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