健康コラム

〜知ってるようで知らないこと〜
“隠れ糖尿病”が急増中
 
“隠れ糖尿病”が急増中

 食後は高血糖なのに空腹時血糖値が正常値であるため、糖尿病の進行に気付いていない状態、いわゆる『隠れ糖尿病』の方が近年増えているといわれています。
 今回のコラムは、『糖尿病』及び『隠れ糖尿病』についてお話していきます。




そもそも糖尿病とは?

そもそも糖尿病とは?

 糖尿病は血液中のブドウ糖が代謝されず、慢性的に増えたままになっている病気です。気づかないないまま病気が進行するのが糖尿病の怖いところです。血液中の増えすぎたブドウ糖は活性酸素を発生させ、やがて血管を傷つけて動脈を硬化させていきます。



合併症の種類

 糖尿病が進行すると、やがて以下のような様々な合併症を引き起こします。

合併症の種類
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症

  • 心筋梗塞、脳梗塞

  • 免疫低下による感染症の発症
  • など


糖尿病の原因

糖尿病の原因

 糖尿病のうち、いわゆる生活習慣病とされるのはII型糖尿病です。体質的な遺伝、食生活の乱れや運動不足、肥満、ストレスなど様々な要因が重なり発症します。
 通常、血液中のブドウ糖は膵臓でつくられたインスリンの働きによりコントロールされていますが、II型糖尿病ではインスリンの分泌低下や分泌しても機能しないなど、インスリンが正常に働かなくなります。



健診でわからない『隠れ糖尿病』

健診でわからない『隠れ糖尿病』

 通常食事を始めてから30分〜1時間をピークに血糖値が上昇し、2時間後にはインスリンの働きにより、ほぼ食前の血糖値に戻ります。しかし『隠れ糖尿病』の方は、食後2時間を経過しても血糖値が低下せず、しばらく高血糖の状態が続きます。
 また、通常の健康診断や病院での血糖値の検査は空腹時に行いますので、食後高血糖が起きているかどうかまでわかりません。気になる方は、一度市販の尿糖試験紙(※1)などを用いて定期的にチエックするのも良いでしょう。

※1・・・薬局やドラックストアで販売されています。
ご使用に不安のある方は、薬剤師へご相談ください。



食後の運動が効果的

食後の運動が効果的

 食事の1〜2時間後に行うことで、食後の高血糖の状態が改善できます。ウォーキングなどの有酸素運動を少なくとも週に3〜5回(1回につき20〜60分)に加え、週に2〜3回のレジスタンス運動(※2)が効果的です。

※2・・・腹筋・腕立て伏せなど、
筋肉に負荷をかける動きを繰り返し行う運動。




生活習慣病

 新型コロナの感染や重症化リスクとなる基礎疾患とされている“糖尿病”です。生活習慣次第で誰もが発症する可能性の高い病気であると認識し、運動や食生活の工夫などで糖尿病を予防しましょう。




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